米国発の景気沈滞恐怖…韓国株価2700割れ(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.08.03 12:39
韓国株式市場が「ブラックフライデー」を迎えた。12日、米国発の景気沈滞恐怖が金融市場に広がり、KOSPI(韓国総合株価指数)は前日比101.49ポイント(3.65%)下落した2676.19で取引を終えた。指数の下落率は2020年8月20日(3.66%)以来4年ぶりの最大、下落幅は2020年3月19日(133.56ポイント)以来4年5カ月ぶりの最大となった。KOSDAQも前日比4.20%下落の779.33で取引を終えた。
株価を引き下げたのは外国人投資家だった。韓国取引所によると、外国人は現物市場で8461億ウォン、KOSPI200先物市場で2兆1405億ウォンの売り越しとなった。特に人工知能(AI)と関係が深いSKハイニックスが17万3200ウォンで取引を終え、前日比10.4%も下落した。これは2011年8月18日(12.24%)以来の最大下落率。サムスン電子(-4.21%)、現代車(-3.75%)など時価総額上位銘柄の大半が値下がりした。