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電気自動車1台に火がついたのに…けが人21人、車約70台被害=韓国

ⓒ 中央日報日本語版2024.08.02 10:26
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マンションの地下駐車場で電気自動車の火災で21人が人命被害を受け、約8時間後に鎮火された。



 
​1日、仁川(インチョン)消防本部によると、同日午前6時15分ごろ、仁川市西区青羅洞(ソグ・チョンラドン)にある1581世帯のマンション地下1階の駐車場で、電気自動車火災と推定される火災が発生した。

現場の防犯カメラの映像には、駐車場に駐車されていた白いベンツの電気自動車から煙が立ち上っていたところ、爆発とともに炎が上がる様子が映っていた。

​消防当局は、消防士177人やポンプ車、排煙車両などの装備80台を投入し、5時間39分後の午前11時54分ごろ、大きな火を消した。続いて火災発生から8時間20分が過ぎた午後2時35分ごろ残り火を片付けて完全に鎮火した。

​この火災でAさん(49)など住民20人が煙を吸い込んで病院に運ばれ治療を受けている。この中には乳幼児や子どもなど10歳以下の住民7人も含まれている。また、めまいと嘔吐など温熱患者の症状を見せた消防士1人も病院に運ばれた。彼らは皆、命に別状はないという。

​火災直後、黒い煙がマンション団地を覆って住民103人が避難し、106人が階段とバルコニーなどを通じて救助された。また、火が広がり、駐車場にあった車70台が被害を受けたものと推定された。現場調査の過程で被害車両の数は増える可能性がある。

該当マンションはは計14棟で構成された大団地マンションだ。駐車場の駐車可能台数は2270台、電気自動車の充電器数は116台に達することが分かった。

​警察と消防当局は防犯カメラの分析などに基づいて正確な火災の原因と被害規模などを調べる方針だ。

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    2024.08.02 10:26
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    火災が発生した仁川のマンション地下駐車場[写真 仁川消防本部]
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