フェンシング韓国代表選手のオ・サンウクが世界的な人気に「私がなぜ」と戸惑った様子を見せた。

オ・サンウクは１日、五輪フェンシング男子サーブル団体の競技後のインタビューで、「個人戦金メダル獲得後に世界的に人気がとても熱いが知っているか」という記者の質問に、「知らなかった。世界的に（人気があるということは）知らなかった」と話した。

彼は「特にブラジルで人気があるそうです」という話に、「ブラジルでですか。なぜですか」と不思議がった。

記者が「容姿のためではないか」と話すと後を通り過ぎたク・ボンギル選手が「ブラジルに進出しろ」と冗談を言った。

これに対しオ・サンウクは「（私の顔が）ブラジルで人気がある顔なのかはよくわからない」と話した。

オ・サンウク選手が個人戦で金メダルを獲得すると、Ｘなどソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）にオ・サンウク選手と関連する投稿があふれた。特にオ・サンウクが端正な顔立ちで競技を行う姿が共有されて話題になった。

ある海外ネットユーザーは「私が五輪を見る理由」としてオ・サンウクのインタビュー写真を自身のインスタグラムに上げた。

このネットユーザーはオ・サンウクが金メダルを取った後のインタビューに応じる場面を投稿しながら「彼が美しく才能があると思いシェアする」とした。この投稿は３日で２３万件の「いいね」を獲得し、コメントは２００件以上付けられた。

一方、個人戦で金メダルを取ったオ・サンウクはフェンシング男子サーブル団体でも金メダルを手にし、今大会で韓国選手団初の２冠を達成した。

オ・サンウク、ク・ボンギル、ト・ギョンドン、パク・サンウォンで構成された韓国フェンシング男子サーブル代表チームは３１日にパリで行われた男子サーブル団体決勝でハンガリーを４５対４１で下し金メダルを獲得した。

今回の金メダルで韓国の男子サーブルチームは２０１２年のロンドン大会、２０２１年の東京大会に続き、この種目で五輪３連覇達成に成功した。