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需要停滞で対応分かれる韓国バッテリー…サムスン「投資持続」、LG「速度調節」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.31 07:59
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電気自動車の一時的需要停滞の影響でバッテリー業界の業績不振が続く中で、企業は投資速度を調節しながら事業を多角化し市場状況に対応している。サムスンSDIは30日、4-6月期の連結基準営業利益が2802億ウォン(約309億円)で前年同期比37.8%減ったと明らかにした。売り上げは4兆4501億ウォンで23.8%減り、純利益は3012億ウォンで38%減少した。

今年の電気自動車需要が予想より大幅に鈍化して業績悪化を避けることができなかった。事業部別に見れば電池部門の売り上げが3兆8729億ウォンで前年同期比27%減り、営業利益は2080億ウォンで46%減少した。電子材料部門は売り上げが5772億ウォンで1%増、営業利益は722億ウォンで16%増加した。

 
この日エコプロは連結基準で4-6月期の営業損失546億ウォンとなり赤字に転落したと公示した。売り上げは8641億ウォンで57.2%減少した。韓国1位のバッテリーメーカーであるLGエナジーソリューションも4-6月期の営業利益が57.6%減少するなど、バッテリー業界が電気自動車の需要不振の直撃弾を受けた様相だ。

企業は投資速度調節に出た。LGエナジーソリューションは「当分必須の部分に限って投資を執行するだろう」と明らかにした。LGエナジーソリューションに正極材を納品するLG化学もやはり2026年まで正極材生産能力を28万トンから20万トンに下方修正した。ポスコフューチャーMも今年の設備投資を2兆8000億ウォンから2兆1000億ウォンに減らした。ただサムスンSDIは設備投資規模を維持する。SKオンもやはりESS事業強化案を苦心している。LGエナジーソリューションは中国バッテリー企業が得意とするリン酸鉄リチウム(LFP)製品群を攻略中だ。

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