韓国大手ECサイト運営会社で精算遅延…数千億ウォンのドミノ被害(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.25 08:07
世界的電子商取引(EC)プラットフォームのQoo10(キューテン)が運営するティモンとウィメプの代金精算遅延が出店企業と消費者の被害に拡散している。販売者が商品引き渡しを拒否し、プラットフォームで決済を取り消すか払い戻しを受けるよう求めているためだ。
ティモンとウィメプの月間取引額は先月基準で1兆1000億ウォン(約1224億円)規模と推定され、払い戻しをめぐる混乱で大規模な被害を呼んだマージポイント問題が再現されるのではないかとの懸念が出ている。事態収拾に向けシンガポールから帰国したQoo10のク・ヨンベ代表は24日、中央日報に「危機状況を安定化させたい」と明らかにした。