「逃亡の懸念」大企業総帥が異例の拘束…韓国検察「物的・人的証拠が十分」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.24 12:02
ソウル南部地裁のハン・ジョンソク部長判事が23日午前1時ごろ、カカオ創業者の金範洙(キム・ボムス)経営刷新委員長に対し「証拠隠滅、逃亡が懸念される」という理由で拘束令状を発付した。大企業の総帥に対して「逃走の懸念」を理由に拘束令状が発付されたのは異例だ。
ある検察官出身の弁護士さえも「総帥の影響力を考慮すると、証拠隠滅は理解できるが、逃走の懸念は意外な事由」と話すほどだ。刑事訴訟法上の拘束の理由(「証拠隠滅の懸念がある場合、逃亡の懸念がある場合)を短く要約したようだという評価も法曹界から出てきた。