ソウル中央地検「金夫人ブランドバッグ無嫌疑」の方向性固める…検事総長がブレーキかけるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.23 13:10
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の金建希(キム・ゴンヒ)夫人を大統領警護処付属庁舎に訪ねて調査した検察が、「ブランドバッグ授受疑惑事件」を無嫌疑処分することに方向性を固めていることが22日にわかった。20日の対面調査で金夫人を相手に請託禁止法違反容疑の構成要件を確認し関連陳述を受けた結果、ブランド品と尹錫悦大統領の職務の間の関連性を認めにくく、ブランドバッグを代価にした請託の存在もやはり不明だというのが捜査チームの1次的判断だ。
ソウル中央地検は20日、ソウルの大統領警護処付属庁舎で12時間にわたり金夫人を対面で調査した。ブランドバッグ事件の場合、キム・スンホ刑事1部長が直接調査して金夫人の陳述を受け、これに先立ち調査したチェ牧師の陳述内容と対照して事実関係を確認する作業も行った。チェ牧師は5月に2度にわたり検察に出頭して金夫人に贈ったブランドバッグは請託目的だったと陳述した。