東京には洪水防ぐ「地下神殿」がある…極限豪雨が増える韓国も参考にすべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.22 16:17
「防災地下神殿」という奇妙な名前に引かれて今月10日に訪ねた東京北西にある埼玉県の首都圏外郭放水路。見学が始まる場所には20人余りが集まっていた。ほとんどが外国人観光客で入場料を出して事前予約した人々だった。
グループの間に入って「地下神殿」に入ってみた。100余段で構成された鉄製の階段をぐるぐる回りながら降りていくため、目の前に繰り広げられる風景にあちこちから感嘆の声が上がった。高さ18メートルの柱59本がずらりと並んでいる道が177メートル、幅78メートルの巨大な空間に入っているのを見て、ここがなぜ「神殿」と呼ばれているのかを実感した。薄暗い地下の中央に高くそびえ立ったコンクリートの柱が照明を受けて立っている様子は見る人を圧倒した。