銃撃後に米国債利回り上昇、拡大する「トランプフレーション」の懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.16 07:40
トランプ前米国大統領に対する暗殺未遂後に支持層が強く結集し、「トランプ氏が大統領選挙で勝利するだろう」という観測が広がっている。トランプ前大統領がこのまま返り咲きに成功すれば物価上昇圧力が再び大きくなる「トランプフレーション」が発生するという懸念が出ている。関税拡大、拡張財政、移民障壁などトランプ氏の政策は米国内の物価だけでなく韓国経済にまで影響を及ぼしかねない。
15日のソウル外国為替市場は午後3時30分基準でウォン相場が前営業日より3.20ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1382.80ウォンを記録した。トランプ氏銃撃事件で安全資産に対する選好心理が大きくなりドルが小幅に上昇したというのが市場の分析だ。