「バイデンが暗殺指示」vs「トランプ陣営の演出」…米国揺るがす陰謀説
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.15 16:49
トランプ前大統領の暗殺未遂事件により米大統領選挙の構図が揺らぐ中、各種陰謀説がソーシャルメディア(SNS)にあふれている。バイデン大統領が暗殺を指示したという主張、トランプ支持層の「演出」という疑惑提起など、根拠が貧弱な発言が手の付けられないほどに広がっており、米国社会が大きな混沌に陥っている。
AP通信などが14日に伝えたところによると、暗殺未遂事件が発生してからの数時間でSNSに投稿されたトランプ氏と関連した言及は、これまでの1日平均値の最大17倍まで急増した。演壇から120メートルほどの距離にある建物の屋根に銃を持った男が上っていたのに防ぐことができなかった「警護ミス」から始まった疑問が相次いで広がる様相だ。BBCは「陰謀説は時に正当な疑問と混乱から始まる。『警護ミス』の原因がしっかりと説明されていないために、その『空白』により各種の推測と不信、フェイクニュースがあふれ返った」と分析した。