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バイデン氏「辞退ない」…言ったそばからハリス副大統領を「トランプ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.12 10:13
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米国のバイデン大統領が民主党内外からの強い大統領候補辞退圧迫に対して完走する立場を再確認した。

バイデン大統領は11日(現地時間)、ワシントンDCで開催した記者会見で「私は私が大統領として出馬するのに最適任者だと考える」とし「私は彼(トランプ)に一度勝っており、再び勝つだろう」と明らかにした。

 
バイデン大統領はカマラ・ハリス副大統領が大統領候補になりトランプ前大統領の相手となる場合、勝算に対して心配するかという質問に「彼女が大統領になる資格がないと考えたとするなら副大統領として選ばなかっただろう」と答えた。

ただしバイデン大統領は回答する過程でハリス副大統領を「トランプ副大統領」と呼んだ。バイデン大統領は「私ならトランプ副大統領を副大統領として選ばない」としながら「彼女が大統領になる資格がないと考えるのかと尋ねているのか? ではそこから始めよう」と話した。バイデン大統領は自分の失言に対して認知できていないようだった。

これに先立ち、バイデン大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の一環として開かれたウクライナ支援協定行事で挨拶の言葉を述べた後、ゼレンスキー大統領にマイクを渡して「紳士・淑女の皆さん、プーチン大統領」と紹介して訂正していたことがある。バイデン大統領はその後の記者会見で関連質問に「これよりも成功的な会議を見たことがあるだろうか」と言って笑って答えたりもした。

この日の記者会見は先月27日のトランプ前大統領とのテレビ討論惨敗以降、大統領候補辞退圧迫を受けていても大統領が全国民の前で健在な姿をアピールして今年81歳という高齢による健康と認知力に対する憂慮を払拭しようとする席だった。バイデン大統領はこの日の会見でもかすれ声で、せきを数回した。

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