韓国「脱政治」掲げるMZ労組、勢力ますます大きくなる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.11 11:11
韓韓国で職場内のMZ世代の割合が拡大し、労働組合運動にも変化の風が吹いている。民主労総と韓国労総に代弁される韓国労働界にMZ世代が中心となった新たな労組が食い込み、「理念中心・強硬闘争」よりは「脱政治・実用主義」の動きが拡大しているという分析が出ている。
MZ世代が主軸となった労組が本格的に登場したのは3年ほど前だ。2021年2月にLGエレクトロニクスで既存の生産職中心の労組とは別にホワイトカラー中心の事務職労組が発足した。委員長は30代初めの入社4年目の研究員で、執行部4人全員がMZ世代で構成された。同年に錦湖(クムホ)タイヤとソウル交通公社でも20代~40代が主軸となった労働組合が誕生した。