米民主党少壮派、議員総会で「バイデン氏支持」…辞退論に急ブレーキ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.11 11:10
バイデン米大統領の大統領候補辞退問題が集中的に議論された9日(現地時間)、民主党上下院議員会合が明確な結論を出せないまま終わった。集団的な辞退要求は噴出せず、党内の進歩・有色人種を代表する少壮派グループでは「バイデン支持」宣言が相次ぎ、「バイデンveto(拒否)」の動きにブレーキがかかった。
民主党はこの日、ワシントン民主党全国委員会(DNC)の建物で約2時間の非公開議員総会を開き、大統領候補交代論をめぐる賛否討論を行った。会議の内容がもれないよう携帯電話の搬入も禁止した。ワシントンポスト(WP)は「一部は大統領を熱情的に支持し、一部は彼をあきらめていて、依然として多くの人たちは観望中」と伝えた。党内進歩グループ少壮派に挙げられるアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員が前日、「バイデン氏が確実な民主党の候補であり、彼の再選のために努力する」と明らかにし、気流の変化が感知されたと、WPは報じた。黒人・ヒスパニック議員会でバイデン氏に対する公開支持表明が続いたのも辞退論の動力低下に影響を及ぼした。