バイデン大統領、原発拡大法に署名…「電気を食うカバ」AIに対応
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.11 08:28
バイデン米大統領が9日(現地時間)、原発拡大方針を盛り込んだ法案に署名した。「電気を食うカバ」と呼ばれる生成型人工知能(AI)およびデータセンターの拡充による発電需要のほか、主要7カ国(G7)が合意した「2035年石炭火力発電全面中断」ロードマップに対応するためだ。
この日、バイデン大統領は新規原発許可のための手続きを加速し、許可に必要な手数料を軽減する内容を盛り込んだ「クリーンエネルギーのための多目的先端原子力配置加速化法案(ADVANCE Act)」に署名した。次世代原発と呼ばれる小型モジュール原子炉(SMR)の開発と建設に弾みがつく見通しだ。この法案は上下院で圧倒的な賛成で通過した。