【コラム】韓国の深刻な「青年地方脱出」…残された時間は多くない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.10 16:11
首都圏に人口と経済的な機会が集中する現象がエンデミック以降さらに深刻になったという数値が出てきた。新型コロナ直前の1年と最近の1年のクレジットカード使用額を比較すると、ソウルの主要商圏のほか、先端産業の拠点がある首都圏の城南(ソンナム)・華城市(ファソンシ)ではすべて新型コロナ以前より消費が増えている。半面、6大広域市の大学近隣など主要商圏はまだ新型コロナ以前の売上高を回復していない。
韓国の総人口の減少はいま始まったことではない。問題は青年人口の二極化だ。9日の行政安全部によると、2023年の青年(15-34歳)の人口を10年前の2013年と比較すると、釜山(プサン)は25%、大邱(テグ)は22%、光州(クァンジュ)は17%、蔚山(ウルサン)は27%も減少した。