韓国の出退勤産災、昨年初めて1万件突破…28%は交通事故
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.10 15:47
会社員Aさんは部署の会食を終えて帰宅するためにバス停留所に移動している間、横断歩道で信号違反の車両にひかれるという事故に遭った。Bさんはバイクで退勤していて飲酒運転の車両と接触し、左大腿骨を負傷した。これらはすべて出退勤中に事故に遭ったことから産災(産業災害)保険で補償を受けることができた。韓国でこのような「出退勤産災」が昨年初めて1万件を超えたことが分かった。
9日、国会環境労働委員会の金渭相(キム・ウィサン)議員(国民の力)が勤労福祉公団から提出させた資料によると、出退勤災害に対する産災保険申請は昨年1万1752件を記録した。2020年7732件だった出退勤産災は2021年8932件、2022年9326件を記録した後、昨年初めて1万件を超えた。今年もすでに5月基準で5955件を記録して最高記録を更新する可能性が高い。