韓国初の民間LNGターミナル、光陽で22年ぶりに竣工
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.10 09:15
韓国初の民間液化天然ガス(LNG)ターミナルが22年ぶりに姿を表わした。ポスコインターナショナルは9日、光陽(クァンヤン)第1LNGターミナルを竣工したと明らかにした。2002年に着工してから22年間に総額1兆450億ウォン(約1218億円)の事業費が投入された韓国初の民間LNGターミナルだ。
LNGターミナルはLNG運搬船を通じて運ばれたLNGを貯蔵し、これを気化させて配管網を通じて供給する施設だ。全国7カ所のLNGターミナルのうち民間LNGターミナルはポスコインターナショナルの光陽LNGターミナルと、GSエネルギーとSKE&Sが合弁した保寧(ポリョン)LNGターミナルの2カ所だけだ。残りのターミナルは韓国ガス公社が運営する。光陽第1ターミナルの竣工により韓国の天然ガス市場で官民間の競争が本格化する見通しだ。