【コラム】中国製品、「大陸の失敗」ではなく「大陸の実力」だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.08 13:01
韓国で中国製品は嘲弄の対象でした。「大陸の失敗」という表現が初めて出てきたのはシャオミが本格的に名前を知られ始めた2015年ごろでした。当時シャオミが出した製品は「コピー品」と呼ばれ、大陸の失敗はコピー品を遠回しに表現した言葉でした。値段が安い上に韓国をはじめとする先進国の製品をコピーしたようだが思いのほかしっかり作動をするという意味で大陸の失敗と言ったのです。
大陸の失敗という評価こそが失敗でした。現実は「大陸の実力」でした。コピー品扱いされていた中国製スマートフォンは中国市場でスマートフォンの元祖のアップルを抜いて久しいです。中国でサムスン電子のスマートフォンのシェアが1%以下に下がったのもずいぶん前のことです。