サムスン電子、半導体組織改編…縮小したHBMチーム再拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.05 15:14
サムスン電子半導体部門が高帯域幅メモリー(HBM)研究開発組織を復活させる内容の組織改編を行った。全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副会長がサムスンの新しい半導体部門のトップに任命されてから1カ月後に出てきた最初の措置だ。大幅に縮小されたHBM研究開発チームを再拡大し、サムスンがメモリーリーダーシップを取り戻すために全力疾走をするという分析が出ている。
サムスン電子は4日、半導体(DS)部門組織を改編し、先端HBM製品の開発を担当するHBM開発チームを新設した。当初はメモリー事業部の下にHBM開発組織を置いていたが、相対的に規模が小さいプロジェクト性開発チームに近かった。これをHBM担当総括組織に格上げし、次世代HBMの研究開発に集中するという戦略だ。新任HBM開発チーム長は高性能DRAM製品設計専門家のソン・ヨンス副社長が引き受ける。