「昼はパン屋、夜は配達」…Nジョブの「一人社長」が過去最多=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.05 14:34
ソウル道峰区(ドボング)でパン屋を経営する40代の自営業者イさんは営業が終わる午後10時から夜間の宅配アルバイトをする。大幅にアップした人件費のためアルバイトを使わず一人で店を経営しているが、最近は賃貸料や材料費までが一斉に上がり、本業だけで暮らすのが難しくなったからだ。イさんは「体はきついが、負債を返済しながら生計を立てるには副業をするしかない」と話した。
内需不振が長期化し、生計維持のために副業までする「Nジョブラー社長」が過去最多に増えた。政府は25兆ウォン(約2兆9000万円)規模の小商工人(自営業者)支援対策を発表したが、出口戦略の拡大などより根本的な構造改革が必要だという声が出ている。