「反米」再確認した習近平・プーチン「緊密な運命共同体に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.05 08:43
3日(現地時間)にカザフスタン・アスタナで開かれた中ロ首脳会談で、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は「(米国など西側の)不法で一方的な制裁に反対する」とし、両国の協力を再確認した。経済・安保協力体の上海協力機構(SCO)首脳会議開催を契機に行われたこの日の中ロ首脳の会談は5月の北京会談以来49日ぶり。
習主席はこの日の会談で米国が主導する西欧の圧力に反対する立場を強調した。中国国営新華社通信によると、習主席は「中国はロシアがBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興経済体)の巡回議長国の職責を履行し、グローバルサウス(主に南半球に位置した新興国と開発途上国)の団結、新冷戦の防止を支持する。また、不法で一方的な制裁と覇権主義に反対することを支持する」と強調した。続いて「プーチン大統領および各国首脳と共にSCO組織の長期的、安定的な運営を導き、さらに緊密な運命共同体にすることを期待する」と話した。