「作業名簿燃えた」名前の代わりに番号札…華城リチウム電池工場火災、外国人被害者20人の葬儀室には寂しさだけ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.25 08:41
24日午後3時30分ごろ、華城リチウム1次電池工場の火災で最初に発見された死亡者の韓国人キムさん(52)が安置された葬儀室に遺族が入った。充血した目で知人に支えられながらやってきたキムさんの夫人は葬儀室の職員と話をしながら涙が止まらなかった。大学生・高校生の子女3人がいるキムさんは清州(チョンジュ)に本家を置き、華城工場の寮で生活して週末だけ家族と会っていたという。研究所長だったキムさんは義兄といっしょに勤務していたが、今回の事故で一人だけ被害に遭ったことが分かった。キムさんの職場同僚は「研究職として誠実に長く働いていたが、このようなことが起きて非常に困惑している」とし「残された家族が今後どのように生きていくのかを考えると胸が詰まる」と話した。