【社説】ロシアの形態に堂々と対応し、戦略的友邦外交を強化するべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.24 15:33
韓国とロシアの関係が1990年の韓ソ修交以降で最悪といえるほど急激に冷え込んでいる。19日、プーチン露大統領が北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会い、「有事自動軍事介入条項」を復活させた「軍事同盟」性格の新しい条約に署名し、韓ロ関係に大型悪材料が出てきたからだ。趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官が指摘したように、北朝鮮の軍事的能力を増強させるいかなる直接・間接支援と協力も明白な国連安保理決議違反となる。
今回の新しい朝ロ条約の内容が公開されると、韓国政府は強く反発した。政府は国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、ウクライナに殺傷武器を提供しないという従来の原則を再検討するという立場を明らかにし、駐韓ロシア大使を呼んで抗議した。