死亡率50%「ネクストパンデミック懸念…韓国型ワクチンに1兆ウォン投資」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.24 11:52
ネクストパンデミック(大流行)の可能性が最も高い有力候補にインフルエンザウイルスが挙げられる。このウイルスは毎年遺伝子の一部が変形して季節性インフルエンザを起こす。それぞれ異なるウイルス遺伝子が組変わりながら新しいウイルスに変異した場合、スペインかぜ(1918年)、アジアかぜ(1957年)、香港かぜ(1968年)、新型インフルエンザ(2009年)のように数百万から数億人の犠牲者を出した。
特にA型インフルエンザの下位種の高病原性H5N1が最近いくつかの変異を速いペースで起こし、新種感染病に進化する可能性が最も高いというのが、国内外の専門家らの共通した意見だ。最近、ロバート・レッドフィールド元米疾病対策センター(CDC)所長が「このウイルスの大流行は時間の問題」とし、新型コロナと比較するために出した死亡率を25-50%として懸念を強めた。新型コロナ致命率は事態の初期には1%を超えたが、最近は0.03%程度で季節性インフルエンザ水準に低まった状態だ。