英極右党の党首「NATO・EUがウクライナ戦争を挑発」 波紋広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.24 09:36
英国の早期総選挙に出馬した極右政治家ナイジェル・ファラージ「リフォームUK」党首が「西側がロシアのウクライナ侵攻を挑発した」という従来の主張を繰り返した。ファラージ氏は「私はウクライナ戦争の危険性を10年前から繰り返し警告してきた」とし「英国の未来のために有権者にあらかじめ警告してきた人を選択するのか、戦争が現実になるよう放任した政党を選択するのか問う」と強調した。
22日(現地時間)の英日刊テレグラフはファラージ代表の「西側がウクライナで犯した失敗は災難的であり、真実を述べたことに謝罪しない」と題した寄稿を掲載した。ファラージ氏は前日に放送された英BBCとのインタビューで「北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の拡張が彼(プーチン露大統領)に戦争を起こす名分を与えたという点は明白な事実」と主張した。テレグラフの寄稿は、ファラージ氏のこうした発言が論議を呼んだ後に公開された。