韓国政府「ウクライナ支援の限界なくす」…プーチン大統領の「北朝鮮への精密武器提供」に警告(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.24 07:08
これに対してプーチンも言葉で応酬したが、超精密武器に対する追加的説明は公開しなかった。ロシアの先端武器支援の可能性が議論になると、韓国軍内外では北朝鮮の従来の在来式武器に超精密関連技術が適用されるかどうか注目している。ロシアが原子力潜水艦、偵察衛星、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など、いわゆる「ゲームチェンジャー」級の先端武器を支援することが世界にとって容認できない行為であることとは別に、韓国を狙うさまざまな在来式武器技術の急進展が韓国の安全保障に直撃弾になる可能性があるためだ。
具体的に北朝鮮版イスカンデル(KN-23)、北朝鮮版エイタクムス(KN-24)、600ミリ超大型放射砲(KN-25)で構成された北朝鮮の「SRBM3種セット」にロシアの超精密誘導技術が適用される可能性を韓国政府は懸念している。北朝鮮は戦術核の搭載を念頭に置いて対南用として3種セットを開発した。該当ミサイルにロシア・イスカンデルミサイルの光学誘導技術が適用されれば正確度が非常に高まる。ミサイル専門家のクォン・ヨンス氏(国防大名誉教授)は「ロシア・イスカンデルはデジタル画像位置照合修正技術(DSMAC)で標的の映像情報を終末段階で修正して正確に打撃することができる」と説明した。