中国「台湾独立分子に死刑も可能」…頼清徳総統に圧力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.22 13:33
中国当局が21日、台湾独立の動きを厳罰する新しい規定を発表した。容疑が重大な場合、死刑も可能と規定するなど処罰の強度を大きく高めた。先月20日に独立志向の頼清徳台湾総統が就任してから1カ月、台湾を狙った新たな圧力手段を出したという解釈が出ている。
新華社通信、ロイター通信などによると、21日午後、中国最高人民法院、最高人民検察院、公安部、国家安全部、法務部は共同で、分離独立を企図したり煽ったりする『頑固な台湾独立分子』に対して刑事処罰をする指針を発表した。この指針は台湾独立分子に対する量刑などに関する規定が盛り込まれていて即刻発効する。特に中国公安部側はこの日、記者団に「分離独立犯罪の最大処罰は死刑」と明らかにしたと、海外メディアは伝えた。