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公演中プーチン大統領が慌てて起立…ロシアの記者も驚いた「平壌の二つの顔」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.21 16:01
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平壌(ピョンヤン)の姿はロシア記者の目にも異色に映った。プーチン露大統領到着前日まで人気のなかった平壌の通りは突然人波で賑やかになり、活気あふれた。

ロシア日刊コメルサントは19日(現地時間)、所属記者の平壌滞在記を伝えた。19日未明から約21時間続いたプーチン大統領の北朝鮮国賓訪問を取材した記者は「平壌はきれいでよく管理された都市という印象を与えた」とし「私たちがよく見慣れたミンスクと似たような感じ」と評した。

 
ミンスクは親ロシア国家ベラルーシの首都だ。

記者は「プーチン大統領が到着する前日午後、都市は死んだように見えた」とし「ガイドは北朝鮮住民が摂氏40度を超えると外に出て行かないためだと説明した」とプーチン大統領が到着する前の平壌の風景を伝えた。

「ところが翌日早朝から通りには人々が本当に多かった」とし「彼らはどこかから連れて来られたようだった」という感想を明らかにした。また「プーチン大統領が19日午前3時に平壌に到着した後、平壌市内のすべての照明がついた」とし、平常時には見られない場面だったと驚いた。

プーチン大統領が滞在した錦繻山(クムスサン)迎賓館については「ここは核攻撃から完璧に守られるということだけ知られている」とした。

19日午後12時、金日成(キム・イルソン)広場で開かれたプーチン大統領歓迎式の雰囲気も伝えた。歓迎式に出席した群衆の姿に対しては「数時間うずくまって座っていた人々が広場で全身を真っ直ぐ伸ばして立ち上がった」と表現した。

平壌体育館で開かれた公演の時、「親プーチン」派として有名な歌手シャーマン(本名ヤロスラフ・ドロノフ)の歌『立ち上がろう』が登場すると、プーチン大統領が慌てた表情で席から起立し、続いて「公演会場にいた人全員が立ち上がった」というエピソードも紹介した。

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    2024.06.21 16:01
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    19日、平壌で行われたロシアのプーチン大統領の公式歓迎式。[クレムリンホームページ キャプチャー]
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