2500ドルが8000ドルに…高騰する海運運賃に空の道も揺れる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.20 10:14
米国に自動車部品を輸出するA社は最近海運運賃上昇で厳しい状況に置かれている。今年初めには米州東部海岸路線のコンテナ用船運賃が1FEU(12メートルコンテナ)当たり2500ドル水準だったが最近では8000ドルまで高騰しているからだ。基本運賃がすでに3倍以上上がったがそれでも数がなく追加金を払わなくてはコンテナ空間を確保できないという。A社関係者は「プレミアムを超える料金までついた。1万ドルでもスペース確保が厳しい。米国に送らなければならない物量の30%程度を送れずにいる」と話した。
海運市場に思いがけない好況が続いて運賃が急騰すると輸出企業が苦しい状況に陥っている。ここに最近中国が対中貿易制裁を念頭に置いて物流量を増やしており、世界的に海運運賃が追加上昇するのではとの懸念も出ている。