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WSJ「朝ロ密着に中国も心穏やかではないだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.19 16:44
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ロシアのプーチン大統領の北朝鮮国賓訪問で朝ロ密着がさらに強化されると予想される中で米国など西側だけでなく中国も朝ロ密着に心穏やかではないという分析が出てきた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは18日、「この数カ月間に朝ロは食料と石油から武器まであらゆるものを交換した。朝ロ間の軍事的・経済的協力を深めるのはロシアがウクライナ戦争を遂行するのに役立ち、北朝鮮の技術的向上の機会になるため2つの権威主義国の協力強化は中国と西側に不安感を抱かせている」と伝えた。

 
同紙はまた「プーチン大統領はウクライナ侵攻が長期化し枯渇した武器の在庫を補充するため北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に助けを要請し、ロシアは核で武装した北朝鮮に軍事技術を伝授する計画だが、不良国の武器能力向上を西側が不安に思うだろう」と評価した。

米国務省によると、昨年9月の朝ロ首脳会談後に北朝鮮はすでにコンテナ1万個分以上の武器または関連物資をロシアに伝達した。朝ロ両国ともこうした米国側の主張を否認している。

ロシアは砲弾数百万発を受け取る見返りとして北朝鮮に食料と原材料、武器製造用部品を提供したことが確認された。

プーチン大統領の訪朝に中国メディアは「朝ロ密着は米国の圧力の中で出てきた合理的選択」と主張した。この日中国国営メディアのグローバルタイムズは「長期間続いた米国とその同盟国による朝ロ孤立と圧迫はこれらの国が欧州・北東アジアで米国主導陣営の脅威に共同で対応させるようになるだろう」と評価した。

ただ中国政府はプーチン大統領訪朝と朝ロ密着に対して言葉を控える姿だ。

中国外交部の林剣報道官は18日の定例会見を通じ、プーチン大統領の訪朝と関連して両国間の関係強化に対する立場を問われ、「われわれは以前に関連問題に答えたことがある。これはロシアと北朝鮮の間の2国間往来」とだけ答えた。

中国は今回の訪朝に対し以前にも原則的な立場だけを明らかにし極めて慎重な姿を見せていた。

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