ロボットにはまったがロボットは作らない…手を使わず金を稼ぐエヌビディア(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.18 11:27
だれもが「ロボット」を有望技術であり次世代の収益源に挙げる。エヌビディア創業者のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)もロボットに「はまった」1人だ。3月のエヌビディア開発者カンファレンスで彼は人のように歩くヒューマノイドロボットをサプライズで公開し、「AIの未来がここにある」と紹介した。エヌビディアのロボティクス・エッジコンピューティング事業を率いるディープ・タラ副社長と3日に台湾の台北で単独で会った。彼は「エヌビディアはロボットを作らないだろう」と話した。エヌビディアの視線はそれより高いところに向けられた。エヌビディアの「ロボット隊長」に彼らが夢見る未来ロボット事業戦略を聞いた。ロボット事業を総括する核心役員が韓国メディアとする初のインタビューだ。
3日、グランドハイライホテル台北3階のエヌビディア展示ブースに入ると人のサイズのロボット2台が歓迎した。前日の台北国際コンピューター見本市での基調演説で「次世代産業革命が始まった」と宣言したフアンCEOのそばであたかもその革命の主人公が自分たちというかのようにステージを歩き回った配達・パトロールロボットだ。ひとつは台湾のPC・サーバーメーカーのウィストロンが、もう1台は韓国のロボットスタートアップのニュービリティが作った。いずれもエヌビディアの小型ロボット用チップセット「ジェットソン」が搭載された。