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EU、アップル起訴の可能性「毎日5000万ドルの罰金」…ビッグテック規制第1号になるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.17 11:39
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欧州連合(EU)がビッグテックに向けた規制レベルを高めている。ロイター通信とフィナンシャル・タイムズなどによると、欧州委員会はモバイルアプリケーションストアで競争を阻害したという容疑でアップルに対する起訴を検討中だ。フィナンシャル・タイムズは「委員会の下調べは数週以内に終えられるだろう。もしアップルが起訴されるならばEU規制当局がビッグテックにデジタル市場法(DMA)違反を適用する初の事例」と評価した。

ビッグテックを規制するDMAは、ビッグテックプラットフォーム企業が自社サービスを優待する行為などを禁止する。EUはDMAを通じてアップルがアプリ開発者に手数料を課さず、アプリ開発者がアップルのアプリマーケット外でもアプリを配布しユーザーをアップルのアプリストアの外側に誘導することを許容するよう義務化している。

 
欧州委員会はアップルがこの条項を破ったとみている。アップルがDMA施行前の1月に別のアプリマーケットでiOSアプリを配布できるよう許容し手数料も引き下げたが、依然として公正競争を抑制する行為があったとみた。

DMA違反が決定されればEUはアップルに世界の1日平均売上額の最大5%に相当する罰金を毎日科すことができる。アップルの世界の1日売り上げは約10億ドル(約1575億円)だ。単純計算すれば最大毎日5000万ドルを罰金で出さなければならないこともできる。

AI技術競争で押されたEUは規制を通じてビッグテックから「技術主権」を守ろうとしている。委員会は3月にアルファベットとメタなどを「ゲートキーパー」(市場支配力を備えたプラットフォーム事業者)に指定して調査を始めた。

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