プーチン・金正恩の平壌で首脳会談時、ソウルでは韓中が手を握る…外交ビッグマッチ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.17 06:52
今週、韓半島(朝鮮半島)では朝ロ首脳会談と韓中高官会談が同時に行われる。南北中ロ間の激しい外交戦が予告されている格好だ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はプーチン露大統領の24年ぶりの訪朝という歴代級イベントを通じて朝中ロの連帯に弾みをつけるための「大きな絵」(長期戦略)を構想している。しかし同じ時期、中国はソウルで韓国と協力を話し合う予定だ。韓国の立場ではすでに感知されている朝中ロ間の微細な亀裂を最大限に活用しなければならないという分析がある。
プーチン大統領の訪朝時、朝ロ関係の格上げ、軍事・経済協力の深化、北朝鮮労働者の派遣拡大などが首脳会談の主な議題として扱われる見通しだ。その議題一つひとつが、結果次第では北東アジア安保構造の原形それ自体を揺さぶりかねない大型イシューという指摘だ。