韓国高速鉄道車両、初の輸出へ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.06.15 09:54
韓国の高速鉄道車両が初めて輸出される。KTX(韓国高速鉄道)開通から20年目、国産量産型高速車両KTX-山川(サンチョン)の営業運行開始から14年目だ。
現代ロテムとウズベキスタン鉄道公社は14日、ウズベキスタンのタシケントにある大統領府で高速鉄道供給および維持・保守契約を結んだ。2027年までに「KTX-イウム(EMU-260)」を改良した時速250キロ級の高速鉄道6編成(1編成あたり客車7両)の列車を供給するという内容で、2億ドル(約314億円)規模となる。タシケント-ブハラ(590キロ)、ブハラ-ヒヴァ(430キロ)区間など1216キロを走行する予定だ。この日の契約は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とシャフカト・ミルジヨエフ大統領の首脳会談を契機に確定した。尹大統領は「我々の技術力で開発した高速鉄道車両の最初の輸出事例」とし「ウズベキスタンの鉄道インフラ改善に寄与する一方、高速鉄道の運営など両国鉄道分野全般の協力拡大につながると期待される」と述べた。