昨年3倍に急増した韓国の海外直接購入…「偽物」97%が中国産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.14 14:20
昨年韓国国内に入ってきた海外直接購入(直購、海外直輸入)商品のうち、知識財産権を侵害した別名「偽物」商品が1年前の3倍水準に増えたことが集計で分かった。アリエクスプレス(AliExpress、以下アリ)・テム(Temu)・シーイン(SHEIN)のような「C(チャイナ)コマース」を通した海外直購は急増したが、取り締まり人材が不足していて偽物を選り分けるのに限界がある。
韓国関税庁が13日に出した「2023知識財産権侵害取り締まり年間統計報告書」によると、昨年関税庁が摘発した知識財産権侵害物品、すなわち「偽物」商品は8万5247件(134万個)だった。重さにして258トン水準だ。海外直購物品を扱う特送目録通関で摘発した知識財産権侵害件数が6万9525件で、全体摘発件数の81.6%を占めた。摘発した偽物数量は34万2900個で2022年(11万5100個)比3倍水準に増えた。