ビル・ゲイツが作りSKが投資した会社、米国で初めて「ミニ原発」着工
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.12 10:22
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が作りSKが投資した小型モジュール原子炉(SMR)企業のテラパワーが10日、米国で初のSMR建設工事に入った。SMRは既存の原発より安全性が高く、未来のエネルギー産業地図を変えると期待される次世代原発だ。現在は国が開発を主導するロシアと中国が商用化の面では先を行く。マイクロソフトなど民間主導の米国がSMR市場で競争力を確保しエネルギー覇権争いで勝機をつかめるか注目される。
この日米ワイオミング州ケンメラーでゲイツ氏とテラパワーのクリス・レベスク最高経営責任者(CEO)、ワイオミング州のマーク・ゴードン知事らが参加する中で起工式が行われた。米国内では初のSMR工事だ。AP通信は「テラパワーが3月に米原子力規制委員会(NRC)に原子炉建設許可を申請した。この日始まった工事はNRCの承認が下りればできるだけ早く原子炉を建設できるよう敷地を整備する作業」と伝えた。