「どの国より韓国に利得」…現代自動車ひっくり返す「150センチの巨人」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.11 11:35
電気自動車が停滞する間に自動車メーカーがロボット競争を繰り広げている。昨年末から現代自動車とテスラは相次いで次世代ヒューマノイドロボットを発表した。関節を滑らかに曲げ休むことなく働くヒューマノイドロボットを見ていると、人間の労働者はどこか不安だ。この100年間自動車産業を象徴してきた「ベルトコンベア」がまもなく工場から消えるかも知れないとの見通しも出ている。2足歩行ロボットが人工知能(AI)と結合するその日、生産の3要素を「ロボット・土地・資本」に書き換えなければならないかもしれない。
電気自動車がなりを潜めている間に自動車メーカーはロボットで競争している。先攻に出たのはテスラだった。テスラは昨年12月に2足で自然に歩くオプティマス第2世代を公開した。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は昨年12月14日、自身のX(旧ツイッター)に「研究室を散策するオプティマス」という動画を公開した。1分43秒の短い動画にはヒューマノイドロボットのオプティマスが人のように2本の足で歩く姿が収められていた。オプティマスは5本の指を使って卵をつかみ鍋に移す姿も見せた。