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北朝鮮に対する拡声器放送再開、「挑発口実」懸念にも剣抜く…「ハイブリッド悪循環、今断ち切らなくては」=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.10 14:21
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◇「比例性原則守っていく」

韓国政府もこの日、北朝鮮の3回目の汚物風船散布に対する対応方案を議論する過程で、北朝鮮が高強度挑発で正面から返すシナリオに対する対応を繰り返し悩んだという。これに対して、内部的には節制された比例的な対応をするという方針を定めた。政府消息筋は「今回の北朝鮮に対する拡声器放送の再開方針を決めながら、段階的で細部的な施行方針を定めた」と述べた。

 
実際、韓国軍はこの日拡声器放送を実施した後、「韓国軍の拡声器放送追加実施については全面的に北朝鮮の行動にかかっている」と明らかにした。再開に着手した以上、放送はいつでもできるが、北朝鮮が追加挑発をしなければ、対応を調整するという趣旨だ。ボールを再び金委員長に渡し、局面転換の余地を残そうとする狙いがあるとみられる。

ここには種類が限られている実効的カードを節約して使う狙いもあるようだ。北朝鮮に対する国際社会の制裁の網の目が細かくなり、韓国も北朝鮮に影響を及ぼす手段を事実上すべて統制している状況で戦略的に考慮する必要があるためだ。北朝鮮が誘発した被害を越える水準で過剰対応し、緊張の高まりに対する責任を韓国に転嫁しようとする金委員長の策略に巻き込まれる必要もないという判断だ。

統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「基本的に北朝鮮と対話で問題を解決するという立場を維持するべきだが、北朝鮮の不当な行動に対して相応する程度の代償を支払わせるようにするのは避けられない側面がある」と話した。

これに関連し、対内的な経済成果と体制弛緩防止が最優先目標の金委員長の立場では、生死をかけた「チキンゲーム」を行う可能性は高くないという専門家の見方も示されている。いま金委員長が韓国との物理的衝突を起こす場合、最大友好国である中国の支持を確保することができるかどうか確実ではない。一部では北朝鮮が使用可能な武器の大部分を生産すると同時にロシアへ即時輸出していて、実際には公言しているような「戦争準備」を整えることができる状況ではないという指摘も出ている。

慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は「北朝鮮にとっては攻撃的軍事挑発に比べて対南汚物風船を選ぶほうが相対的に少ない費用で圧力を加えられる手段のようだ」とし「これを通じて南側の反応を観察しようとする側面もあるかもしれない」と話した。

北朝鮮に対する拡声器放送再開、「挑発口実」懸念にも剣抜く…「ハイブリッド悪循環、今断ち切らなくては」=韓国(1)

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