【コラム】上半期も「ぐずぐず」…「生きる道」見つけられない韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.10 11:00
上半期もいつの間にか20日しか残っていません。しかし経済が回復して家計の暮らし向きが良くなる兆しはありません。輸出が多少良くなり今年の経済成長率が2%台序盤から2.5%前後に上方修正されましたが、この程度では変化を体感しにくいです。弱り目にたたり目で韓国経済の大黒柱だった半導体産業が世界的競争で後れをとり続けているという感を消すことができません。
先週台湾で開催された台北国際コンピュータ見本市はこうした懸念を加重しました。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)とAMDのリサ・スーCEOをはじめとする台湾出身の半導体専門家らが総集結しました。TSMCのモリス・チャン会長も参加しました。台湾の半導体崛起を誇示した場でした。