審査「保留」となった佐渡金山…諮問機関「全体の歴史説明を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.07 09:16
日本が朝鮮人強制労役期間を除いて江戸時代に限定して進めてきた「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録作業が新しい変数にぶつかった。世界遺産専門家諮問機関の国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)が登録判断を保留(refer)し「全期間の歴史を説明すべき」という意見を出したと伝えられた。
共同通信は6日、日本文化庁の発言を引用し、イコモスが「江戸時代に限定せず、採掘があった全期間を通して鉱山の歴史を説明する施設を備えることを勧告した」と伝えた。韓国は佐渡金山の世界文化遺産登録に関連し「朝鮮人強制労役があった時期を含む全体の歴史を反映させるべき」という立場だ。