韓国大統領室「9・19合意」効力停止…最前方訓練も可能に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.04 07:14
◇「汚物風船の中断と関係なく対応」…拡声器・訓練の鎖が取り払われた
大統領室高位関係者は「9・19合意効力の停止後、拡声器再開を含めて北朝鮮の挑発程度に沿って、格調ある対応措置を検討していく」と述べた。韓国政府は拡声器放送の再開に関連した実務的議論にも着手した。複数の政府関係者は中央日報の取材に対して「北朝鮮の態度変化を反映し、部署協議などを経て対応方向を決める」としながらも「拡声器の再開決定を原点から見直す『ゼロベース』方向ではない」と述べた。北朝鮮がどのような方法であれ挑発を再開する場合、いつでも直ちに拡声器放送を再開することができるように各種準備作業は引き続き進めていくという趣旨だ。