韓国与党の票田も背を向けた…大統領支持率21%、最低記録に「竜山は非常事態」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.03 09:34
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率が右肩下がりだ。与党の票田である大邱(テグ)・慶北(キョンブク)での支持率も墜落し、大統領室は非常事態になった。先月31日、韓国ギャラップが発表した(28~30日、電話面接調査)尹大統領の国政遂行支持率は21%で就任後最低値であり、否定的な評価は70%で最高値だった。尹大統領の支持率は3月までは30%台半ばを維持してきたが、総選挙後の初調査で23%(4月3週)を記録した後、20%台前半にとどまっている。
特に、大邱・慶北での支持率の下落幅が大きかった。総選挙直前(3月4週)49%から総選挙後35%(4月3週)に下がった。下落幅が14%ポイントで、全国の下落幅11%ポイント(34%→23%)よりさらに大きかった。尹大統領が総選挙後「私から変わる」と述べたが、その後これといった国政刷新策がないという点が保守層の離脱を招いているという指摘だ。