米国「ロシア本土攻撃を容認」 ロシア「核兵器」言及…ウクライナ戦争激化か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.01 11:34
対ウクライナ最大武器支援国の米国が自国の武器でロシア領土内の軍事施設を打撃することをウクライナに一部容認した。米国が核を保有する敵国に対する軍事攻撃に自国武器の使用を承認したのは今回が初めて。ロシアは「核兵器」にまで言及しながら強く警告し、ハルキウ(ハリコフ)をミサイルで空襲した。3年間続いているウクライナ戦争が新しい局面を迎えたという懸念が出ている。
ロイター通信は31日(現地時間)、ブリンケン米国務長官がこの日、チェコ・プラハで開かれた北大西洋条約機構(NATO)外相会議の後、記者らに対し、ウクライナの要請を受けてバイデン大統領が米国武器を使用したロシア内部攻撃を承認したと述べた。米ニュースサイトのポリティコは前日、複数の米当局者の発言を引用し、バイデン大統領がウクライナに「ハルキウ防御目的」に限り「国境付近のロシア領土内に位置するロシア軍施設」を米国産武器で反撃することを容認したと報じていた。