韓国政府「北がやめなければ耐えがたい措置」 挑発に公開警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.01 09:07
韓国政府が31日、最近の北朝鮮の挑発に関連し、「北がやめなければ、政府は北が耐えがたいあらゆる措置を取っていく」という警告の立場を明らかにした。北朝鮮は28日夜から汚物が入った風船を南側に散布したのに続き、29日から3日連続で西海(ソヘ、黄海)西北島嶼一帯に衛星利用測位システム(GPS)妨害電波攻撃を敢行した。また30日には東海(トンヘ、日本名・日本海)上に短距離弾道ミサイル(SRBM)10余発を発射するなど連日挑発を続けた。
韓国統一部の具炳杉(ク・ビョンサム)報道官はこの日午後、ソウル政府ソウル庁舎で北朝鮮の最近の挑発に関連し「政府は北が今週に入って多量の汚物風船散布、GPS電波妨害攻撃、弾道ミサイル挑発など我々に向けて非常識的で非理性的な挑発行為を続けていることに強い遺憾を表明する」とし「こうした一連の挑発は北の政権の実体と水準を自ら全世界に自白するものであり、北の体制内部の乱脈様相と政策の失敗を外部のせいにする術策で、決して北が望む結果を得られないということを明確にする」と述べた。