「北朝鮮の相次ぐ衛星打ち上げ、トランプ氏の再執権に備えたものか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.29 11:25
北朝鮮が27日に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗した中で、北朝鮮が衛星打ち上げを急ぐのは米国でトランプ政権が再発足する場合にありえる交渉に備えた次元でもあるとの分析が出てきた。2019年に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と当時のトランプ米大統領はハノイで歴史的な会合を持ったが非核化などに対する交渉が決裂している。
米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)の北朝鮮専門ウェブサイト「ビヨンド・パラレル(分断を超えて)」は28日、ホームページに「北朝鮮はこの12カ月間に4回にわたり多くの弾道ミサイル試験に続き4回も衛星打ち上げロケット(SLV)を打ち上げた」としながらこのように明らかにした。