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ロシア占領地域、ウクライナ戦勃発後で最大に…プーチン氏、軍粛清加速

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.27 16:50
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ウクライナ北東部ハルキウなどで攻勢をかけているロシア軍が26日、ハルキウ東部の村1カ所を追加で掌握した。外信はロシア軍の占領地が2022年2月のウクライナ侵攻後で最大規模になったと伝えた。

ロシア国営タス通信と英日刊テレグラフなどによると、この日ロシア国防省は「成功的な戦闘活動の結果としてハルキウ地域のベルストフ定着村を解放した」と発表した。ベルストフはハルキウ北東部に位置する村で、ロシアがすでに占領したルハンシク地域と近い東部戦線に位置する。

 
この日ロシア軍はハルキウのリプシ、ボブチャンスク、ルスキティシキにも進撃した。ロシア国防省は「ウクライナ軍の防衛を撃破した後、進軍を続けている」と明らかにした。これに対しウクライナ側は「ロシア軍をリプシ近くで押し出し、ボブチャンスクとリプシでも撃退している」と反論した。ウクライナは「ロシア軍が8回の空爆を敢行した」と伝えた。

東部ドネツク州のロシア占領地近くでも戦闘が起きた。ロシア国防省はこの日、「24時間の間により有利な位置を確保するためドネツク人民共和国の占領地内の村に接近したウクライナ軍第128国土防衛旅団と第21機械化旅団の兵力と装備に被害を与えた」と主張した。ロシア軍はウクライナ兵力130人、車両3台、ポーランド製自走砲システム1台、米国製M777曲射砲1台などを破壊したとタス通信は伝えた。

◇米紙「北東部スームィ、ロシアの新たな攻勢標的」

最近ロシアは戦線を多方面に拡張してウクライナ軍を追い詰めている。開戦後ドンバス地域とザポロジエ、ヘルソンなど東部・南部戦線に集中したロシアは、プーチン大統領の戦勝記念日演説の翌日である10日からハルキウに対する攻勢を始め、主要な村を相次いで占領している。

テレグラフは「昨年ウクライナが反撃作戦で奪還した領土より、今年ロシアが占領した地域がはるかに広い。開戦以降で最大規模の領土進出を成し遂げた」と伝えた。

前日ハルキウの大型ショッピングセンターへのロシア軍の空爆で発生した民間人の人命被害は、当初の6人から16人に増えた。死亡者の中には12歳の少女も含まれた。ウクライナ当局は焼けたがれきを掘り起こしながら被害者の捜索を続けている。

ウクライナはロシアがまた別の地域に対する攻撃を準備中とみている。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ハルキウから北西に96キロメートル離れたところでロシアが兵力を集結している。新たな攻勢が予想される」と懸念する。ニューヨーク・タイムズはウクライナ北東部の主要都市であるスームィがロシアの新たな標的の可能性があると伝えた。

ゼレンスキー氏はプーチン氏が24日に言及した平和交渉と戦争終結に対しても「これまでわれわれはロシアの嘘をとても多く見てきた」として可能性を一蹴した。プーチン氏は戦争終結の条件として、ロシアが占領したウクライナ領土(全体の20%)をロシア領と認定しなければならないと強調した。

◇プーチン氏、ロシア軍内部の粛清本格化

一方、プーチン氏はウクライナ戦線でロシアが確実な優位に立つと内部粛清にスピードを出している。プーチン氏は12日、長期にわたる側近であるショイグ国防相を更迭し、経済専門家であるベロウソフ第1副首相を任命した。その後4人の高位将校と国防省の官僚が腐敗容疑で拘禁された。ロシア軍のゲラシモフ参謀総長更迭の可能性も提起されている。

カーネギー国際平和基金のマイケル・コフマン上級研究員は「プーチン氏は現在のウクライナ戦況がロシア軍指導部の腐敗と無能を処罰しても大丈夫なほど十分に安定的と判断したもの」と説明した。実際に開戦序盤にロシア軍は指導部の無能でウクライナ軍に押され世界的な嘲弄の種になった。イワノフ前国防次官らは戦争中に超豪華な生活で非難され、大規模贈収賄容疑で逮捕された。ニューヨーク・タイムズはプーチン氏が腐敗し無能な軍最高位層を粛清することにより一般兵士の士気を高め、国内支持率を引き上げようとする意図だと伝えた。

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