【社説】韓日中首脳会談、北東アジア安保の安全ピンなることを期待する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.27 13:44
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、日本の岸田文雄首相、中国の李強首相が昨日午後ソウルで会った。韓国が議長国として1泊2日間の日程で開催する「韓日中3カ国首脳会談」に出席するためだ。韓国・日本・中国は相互協力を強化するための国際協議体が必要だという判断に基づき、2008年に3カ国首脳会談を始めた。その後、3カ国が持ち回りで議長国を引き受けながら首脳会談を開催した。しかし2019年12月に中国成都で開かれた第8回会談以降、新型コロナなどの影響で対面協議が行われなかった。今日、3カ国首脳会談が4年5カ月ぶりに再開される。
今回の会談を通じて3カ国首脳が集まる協議体がまた稼働したことだけでも大きな意味を付与できる。尹大統領は昨日の李強首相との2国間会談で、韓中外交・安保対話を新設し、自由貿易協定(FTA)2段階交渉を再開することにした。また岸田首相とは、韓日国交正常化60周年を迎える来年は韓日関係をより一層発展させ、日本総務省の行政指導で浮上した「LINEヤフー」事態が不必要な両国の外交懸案にならないよう緊密に意思疎通をすることにした。李強首相と岸田首相も2国間会談をした。