北朝鮮に拉致された韓国高校生の母、尹大統領と金委員長に手紙…「息子一度見て死ねたら」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.26 11:43
「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、金正恩(キム・ジョンウン)委員長、この老人の願いは他にありません。ただ息子の顔だけでも一度見て死ねれば心残りはないです。どうか助けてください」。
1978年8月10日、全羅南道(チョンラナムド)の紅島(ホンド)に避暑に訪れ友達のイ・ミョンウさん(当時17歳)とともに北朝鮮に拉致されたホン・ゴンピョさん(当時17歳)の母キム・スンレさん(91)は息子を懐かしがる気持ちを込め尹錫悦大統領と金正恩国務委員長に手紙を書いた。