「個人情報6万5000件流出」…韓国政府、カカオに課徴金151億ウォン賦課
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.24 14:42
ソウル麻浦区(マポグ)に住む会社員Aさん(33)は昨年仮想通貨に初めて投資した後、一日平均10通前後の迷惑メッセージが来るようになった。ほとんどが仮想通貨の投資勧誘に関する内容だ。Aさんは「どこに個人情報が流出したのか分からないが、最初の投資時点を前後に複数の“オカパン”に加入した」と話した。オカパンは匿名でチャットをする「カカオトークオープンチャットルーム」を短縮した言葉だ。
Aさんのように迷惑メッセージに苦しめられている人々の個人情報流出通路がカカオトークだったという政府の調査結果が出た。個人情報保護委員会は23日「カカオに課徴金(151億4196万ウォン、約17億3600万円)・過怠金(780万ウォン)を賦課することを議決した」と明らかにした。課徴金151億4196万ウォンは歴代最大規模だ。