人も殺す「晴天乱気流」、韓半島も危険…"増加速度2倍"
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.24 10:37
シンガポール航空の旅客機が強い乱気流に巻き込まれて乗客1人が死亡する事故が発生すると全世界航空気象当局の関心が集中している。気候変動が乱気流の威力を大きくする原因に挙げられる中で、韓半島(朝鮮半島)上空も乱気流の脅威が急速に増していることが明らかになった。
外信報道によると、21日(現地時間)ロンドンからシンガポールに向かっていたシンガポール航空旅客機(SQ321)がミャンマー上空1万1300メートルを通過している間、激しい乱気流に巻き込まれて2キロ近く急降下した。その後、下降と上昇を繰り返す過程で80人余りの死傷者が出た。このうち70代英国人男性1人が機内で心臓麻痺によって亡くなった。主要航空会社の旅客機で乱気流事故によって死亡者が発生したのは今回が初めてだ。